<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<rss version="2.0">
   <channel>
      <title>kosame.org</title>
      <link>http://kosame.org/</link>
      <description>国内外の漫画を読んでレビューを書くウェブログ</description>
      <language>en</language>
      <copyright>Copyright 2010</copyright>
      <lastBuildDate>Thu, 02 Sep 2010 19:00:00 +0900</lastBuildDate>
      <generator>http://www.sixapart.com/movabletype/</generator>
      <docs>http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss</docs> 

            <item>
         <title>Wish You Were Here #1</title>
         <description>イグナッツ・コレクションの第三弾。Gli innocentiの英訳版。中年男が刑務所帰りの旧友と再会する機会を通じて、甥っ子とのあいだに交わすほんのひとときの共感を描いた短篇。</description>
         <link>http://kosame.org/2010/09/wish-you-were-here-1/</link>
         <guid>http://kosame.org/2010/09/wish-you-were-here-1/</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Comics</category>
        
         <pubDate>Thu, 02 Sep 2010 19:00:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>The Stuff of Legend, Book 1</title>
         <description>魔物に連れ去られた少年を救い出すためにおもちゃの一行が異世界を探索するという内容のダークファンタジー。ストーリーの基本的なアイデアや多くのキャラクターの性格設定などはありふれたもので、お世辞にもオリジナリティーに溢れているなどとは言えない。しかしながら、作者は自由自在の構図と的確で緻密な表情の描写によって巧みに読者を作品世界に引きずり込み、飽きさせることなく話を紡いでいく。期待される読者の先入観を利用した筋立てにはほとんど仰天すると言っていいくらいの驚きがある。また、虚構の作品世界が層を成すように異なった小世界を持っていて、めくるめくような没入感を体験させてくれる。表紙を一瞥して子供向けの童話のような漫画だろうと高をくくった読者の度肝を抜くに違いない一冊だ。</description>
         <link>http://kosame.org/2010/07/the-stuff-of-legend-1/</link>
         <guid>http://kosame.org/2010/07/the-stuff-of-legend-1/</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Comics</category>
        
         <pubDate>Thu, 29 Jul 2010 18:45:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>Sarah Palin Rogue Warrior</title>
         <description>元アラスカ州知事であり、副大統領候補にもなったサラ・ペイリンをモチーフとしたアンソロジー。表紙を見ての通り、政治家のまじめな評伝の類ではなく、実在の人物をひたすらちゃかした悪ふざけ的なコミックブック。絵柄が本人に似せて描かれているというだけではなくて名前もそっくりそのまま使っている。こんな企画に本人から許可が下りるはずもなく、きっと勝手にやっているんだろうが、ごまかしたり、逃げを打ったりするそぶりすらないのがすごいところだ。</description>
         <link>http://kosame.org/2010/06/sarah-palin-rogue-warrior/</link>
         <guid>http://kosame.org/2010/06/sarah-palin-rogue-warrior/</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Comics</category>
        
         <pubDate>Sun, 27 Jun 2010 14:45:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>Spell Checkers, Vol. 1</title>
         <description>魔法の力を悪用してキャンパスに我が物顔で君臨し、学校生活を満喫していた三人娘が、ある日自分たちへの匿名の誹謗中傷が相次いだことを受けて、その犯人探しに躍起になるという話。ストーリーを作る上でのアイデアと作画の両方で日本の漫画の影響を強く受けていることは明らかで、日本人の読者としては良くも悪くもその点を基準に評価せざるを得ない作品ということになる。</description>
         <link>http://kosame.org/2010/06/spell-checkers-1/</link>
         <guid>http://kosame.org/2010/06/spell-checkers-1/</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Comics</category>
        
         <pubDate>Thu, 17 Jun 2010 19:00:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>賢者は眠る 第1巻</title>
         <description>若くして身寄りをなくした女の子が、母の形見の指輪をきっかけとして、石の持つ不思議な力をあやつる男と出会い、ふたりで共に宝石にまつわる怪事件を解決していくというストーリー。一話完結式の話が五つ収録されていて、話によってさまざまなジャンルにわたる内容になっているけれども、オカルト的な要素を抜きにしても作りに無理があって不自然に思える箇所も多い。しかし、この漫画のいちばんいいところは主人公のキャラクターにあって、ただの薄幸の少女に留まらない意外な一面を覗かせる瞬間が見所になっている。</description>
         <link>http://kosame.org/2010/05/kenja-wa-nemuru-1/</link>
         <guid>http://kosame.org/2010/05/kenja-wa-nemuru-1/</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Manga</category>
        
         <pubDate>Sun, 30 May 2010 18:00:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>Garfield from the Trash Bin</title>
         <description>30年以上にもわたって続いている有名な作品の没ネタを集めた本。本来の三コマの形をしたコミック・ストリップばかりがぎっしり詰まっているわけではなく、風刺絵のようなカットやラフスケッチもかなりの分量を占めていて、総じてマニア向けのコレクターズアイテムに近い内容になっている。それでも、決して日の目を見ることのない際どいユーモアは貴重であり、見捨てがたい一冊だ。</description>
         <link>http://kosame.org/2010/04/garfield-from-the-trash-bin/</link>
         <guid>http://kosame.org/2010/04/garfield-from-the-trash-bin/</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Comics</category>
        
         <pubDate>Thu, 22 Apr 2010 17:10:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>Shutter Island</title>
         <description>映画の公開にあわせて刊行された漫画化作品。孤島の精神病院から失踪した患者の行方を求めて二人の連邦保安官が送り込まれ、奇怪な事件の解決に取り組むというミステリー。現実と妄想の境界をあやふやにして読者を謎へ導くというこの作品の根幹を成すアイデアは決して真新しいものではないし、手がかりとして扱われる暗号も陳腐であり、謎解きの技巧を主眼としてよく出来たミステリーだとはとても言えない。しかしながら、多くの人間と接触し、手がかりを獲得してゆくに連れて逆に主人公が追い込まれていってしまうという筋立てはなかなかスリリングで楽しめた。</description>
         <link>http://kosame.org/2010/04/shutter-island/</link>
         <guid>http://kosame.org/2010/04/shutter-island/</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Comics</category>
        
         <pubDate>Sun, 11 Apr 2010 15:30:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>Second Thoughts</title>
         <description>者はスウェーデン人で、このところ出版社が催しているSwedish Invasionと銘打たれたキャンペーンに先立つ形で刊行された作品。陰影を際立たせた白黒のページに、男女の大人の関係の機微を雰囲気たっぷりに溶け込ませたドラマ。露わに語られることのない心理のあやを鮮やかに浮かび上がらせる手法がとても巧妙だということは認めないわけにはいかない。しかしながら、読者に難しいパズルの解読を強いるような筋立ての仕組みはあまりにも不鮮明であり、完全な理解に到達するまで読解の努力を費やすに値する作品だとはお世辞にも言いづらい。</description>
         <link>http://kosame.org/2010/02/second-thoughts/</link>
         <guid>http://kosame.org/2010/02/second-thoughts/</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Comics</category>
        
         <pubDate>Thu, 25 Feb 2010 19:00:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>2009年の総括</title>
         <description>年末不定期恒例の総括。といっても、今年は外国漫画のレビューしか書いてないので割り切って外国漫画に限定した寸評。今年発売されたものとは限らず、僕が2009年のあいだに読んだものが対象。少なくとも一度は最初から最後まで読み通した作品をおもしろかった順に挙げてみた。もともとレビューには評価の点数をつけているからその点数の順に並ぶかというと必ずしもそうではない。もう一度すべての作品に目を通している暇などなく、今の時点での記憶に基づいて書いているので。</description>
         <link>http://kosame.org/2009/12/best-of-2009/</link>
         <guid>http://kosame.org/2009/12/best-of-2009/</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Notes</category>
        
         <pubDate>Mon, 28 Dec 2009 20:00:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>Ball Peen Hammer</title>
         <description>戦争で秩序が崩壊し、暴徒や野犬がのさばる荒廃した都市における生存競争を極めて残酷で辛辣な皮肉として描く寸劇的な漫画。粗暴で下劣な言動を繰り返す一部の登場人物にはうんざりさせられるものの、その背景となっている苛酷な生活環境ならではの人間性の現れを見いだすことのできる筋立てにはなっている。とはいうものの、作品中の最大の謎であり、登場人物のすべての行動に決定的な影響力を持っている組織の実態については、その権力の背景や目的などがほとんど明らかにされないままになっている。物語の隅ずみまで読み直したあとでも多くの疑問が残り、結局のところ消化不良の読後感をぬぐえないのが残念なところだ。</description>
         <link>http://kosame.org/2009/12/ball-peen-hammer/</link>
         <guid>http://kosame.org/2009/12/ball-peen-hammer/</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Comics</category>
        
         <pubDate>Wed, 16 Dec 2009 18:30:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>Nine Ways to Disappear</title>
         <description>人間関係の疎遠や物質的な喪失感などをモチーフにした九つの掌篇。童話のように教訓を引き出して理解したくなる内容の話が多いけれども、あまりにシュールレアリスム的な表現に満ちているために現実的な意味付けは空しく思える。それでもおよそ現実世界では体験し得ない奇妙な感覚だけは残って、そこが本書の売りだろうと思える。というか、その程度のことしか僕には言いようがない本だ。</description>
         <link>http://kosame.org/2009/10/nine-ways-to-disappear/</link>
         <guid>http://kosame.org/2009/10/nine-ways-to-disappear/</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Comics</category>
        
         <pubDate>Sat, 31 Oct 2009 19:30:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>Far Arden</title>
         <description>北極圏のカナダを舞台に、伝説の島の在り処をめぐって奮闘する人びとを描く海洋冒険漫画。取っ付きはかなり悪いものの、ダイナミックで入り組んだ人間関係のおかげで尻上りにおもしろくなっていく。クライマックスもエピローグもそつなく決まっていて、これはそこそこの傑作と呼んでいい作品じゃないかと思う。
</description>
         <link>http://kosame.org/2009/09/far-arden/</link>
         <guid>http://kosame.org/2009/09/far-arden/</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Comics</category>
        
         <pubDate>Wed, 30 Sep 2009 19:40:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>The Nobody</title>
         <description>H・G・ウェルズの透明人間から設定を部分的に借りた翻案物。全身を包帯で巻いた不気味な男が小さな田舎町を訪れたことから始まる騒動の顛末を描く。作品のテーマは自分の好みだけれども、キャラクターの造形に難があって作者がやりたかっただろうと思えることがうまく実現できてないように思える。</description>
         <link>http://kosame.org/2009/08/the-nobody/</link>
         <guid>http://kosame.org/2009/08/the-nobody/</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Comics</category>
        
         <pubDate>Thu, 27 Aug 2009 19:30:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>The Killer #9 A Deadly Soul Part One</title>
         <description>Archaia Studios Press改め、Archaiaより一年ぶりに刊行されるシリーズの最新刊。続篇まで含めて翻訳されることが既に決定しているとはいえ、もともとは五巻の本で一区切りがついていたシリーズなので、一巻を二つに分割しているこの刊行形態では次の#10で一応の結末を迎えることになっている。これまでに主人公の殺し屋、及び読者に対して投げかけてきた疑念を解消し、真の黒幕の正体へ迫るという筋立てそのものは、大詰めを間近に控えたストーリー漫画として当然の展開だけれども、お世辞にも盛り上がりを見せているとは言えない。あと32ページで満足のいくような結末に至るとはなかなか期待のしにくい、穏やかで控えめなお膳立てに留まっている。</description>
         <link>http://kosame.org/2009/07/the-killer-9-a-deadly-soul-part-one/</link>
         <guid>http://kosame.org/2009/07/the-killer-9-a-deadly-soul-part-one/</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Comics</category>
        
         <pubDate>Thu, 30 Jul 2009 18:45:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>Saga of the Swamp Thing, Book One</title>
         <description>スワンプシングはアラン・ムーアのアメリカにおけるデビュー作となったシリーズで、これはその#20から#27までを収録したもの。人間と植物が融合したような姿を持つ怪物スワンプシングの誕生の由来とその後の人間社会との関わりを描く怪奇漫画。ホラーを基調としながらも、話のすじに応じてまるで異なるジャンルの作品であるかのように趣を変えつつ語られる。この得体の知れない怪物の謎が明かされる序盤は、その漫画的なリアリティが巧妙でとてもおもしろい。しかし、以降の筋立ては、スワンプシングの抱えている深刻な問題を棚上げして、直接には関係のないトラブルに対処するため彼を奔走させており、ずいぶん間延びした内容になっている。バラエティに富んだ面白さとでも言えば聞こえはいいかもしれないが、正直に言えば微妙な出来のパッチワークのような一冊だ。</description>
         <link>http://kosame.org/2009/06/saga-of-the-swamp-thing-1/</link>
         <guid>http://kosame.org/2009/06/saga-of-the-swamp-thing-1/</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Comics</category>
        
         <pubDate>Tue, 30 Jun 2009 20:05:00 +0900</pubDate>
      </item>
      
   </channel>
</rss>
