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      <title>kosame.org</title>
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      <description>国内外の漫画を読んでレビューを書くウェブログ</description>
      <language>en</language>
      <copyright>Copyright 2010</copyright>
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         <title>Second Thoughts</title>
         <description>者はスウェーデン人で、このところ出版社が催しているSwedish Invasionと銘打たれたキャンペーンに先立つ形で刊行された作品。陰影を際立たせた白黒のページに、男女の大人の関係の機微を雰囲気たっぷりに溶け込ませたドラマ。露わに語られることのない心理のあやを鮮やかに浮かび上がらせる手法がとても巧妙だということは認めないわけにはいかない。しかしながら、読者に難しいパズルの解読を強いるような筋立ての仕組みはあまりにも不鮮明であり、完全な理解に到達するまで読解の努力を費やすに値する作品だとはお世辞にも言いづらい。</description>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Comics</category>
        
         <pubDate>Thu, 25 Feb 2010 19:00:00 +0900</pubDate>
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         <title>2009年の総括</title>
         <description>年末不定期恒例の総括。といっても、今年は外国漫画のレビューしか書いてないので割り切って外国漫画に限定した寸評。今年発売されたものとは限らず、僕が2009年のあいだに読んだものが対象。少なくとも一度は最初から最後まで読み通した作品をおもしろかった順に挙げてみた。もともとレビューには評価の点数をつけているからその点数の順に並ぶかというと必ずしもそうではない。もう一度すべての作品に目を通している暇などなく、今の時点での記憶に基づいて書いているので。</description>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Notes</category>
        
         <pubDate>Mon, 28 Dec 2009 20:00:00 +0900</pubDate>
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         <title>Ball Peen Hammer</title>
         <description>戦争で秩序が崩壊し、暴徒や野犬がのさばる荒廃した都市における生存競争を極めて残酷で辛辣な皮肉として描く寸劇的な漫画。粗暴で下劣な言動を繰り返す一部の登場人物にはうんざりさせられるものの、その背景となっている苛酷な生活環境ならではの人間性の現れを見いだすことのできる筋立てにはなっている。とはいうものの、作品中の最大の謎であり、登場人物のすべての行動に決定的な影響力を持っている組織の実態については、その権力の背景や目的などがほとんど明らかにされないままになっている。物語の隅ずみまで読み直したあとでも多くの疑問が残り、結局のところ消化不良の読後感をぬぐえないのが残念なところだ。</description>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Comics</category>
        
         <pubDate>Wed, 16 Dec 2009 18:30:00 +0900</pubDate>
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         <title>Nine Ways to Disappear</title>
         <description>人間関係の疎遠や物質的な喪失感などをモチーフにした九つの掌篇。童話のように教訓を引き出して理解したくなる内容の話が多いけれども、あまりにシュールレアリスム的な表現に満ちているために現実的な意味付けは空しく思える。それでもおよそ現実世界では体験し得ない奇妙な感覚だけは残って、そこが本書の売りだろうと思える。というか、その程度のことしか僕には言いようがない本だ。</description>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Comics</category>
        
         <pubDate>Sat, 31 Oct 2009 19:30:00 +0900</pubDate>
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         <title>Far Arden</title>
         <description>北極圏のカナダを舞台に、伝説の島の在り処をめぐって奮闘する人びとを描く海洋冒険漫画。取っ付きはかなり悪いものの、ダイナミックで入り組んだ人間関係のおかげで尻上りにおもしろくなっていく。クライマックスもエピローグもそつなく決まっていて、これはそこそこの傑作と呼んでいい作品じゃないかと思う。
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         <pubDate>Wed, 30 Sep 2009 19:40:00 +0900</pubDate>
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         <title>The Nobody</title>
         <description>H・G・ウェルズの透明人間から設定を部分的に借りた翻案物。全身を包帯で巻いた不気味な男が小さな田舎町を訪れたことから始まる騒動の顛末を描く。作品のテーマは自分の好みだけれども、キャラクターの造形に難があって作者がやりたかっただろうと思えることがうまく実現できてないように思える。</description>
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         <pubDate>Thu, 27 Aug 2009 19:30:00 +0900</pubDate>
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         <title>The Killer #9 A Deadly Soul Part One</title>
         <description>Archaia Studios Press改め、Archaiaより一年ぶりに刊行されるシリーズの最新刊。続篇まで含めて翻訳されることが既に決定しているとはいえ、もともとは五巻の本で一区切りがついていたシリーズなので、一巻を二つに分割しているこの刊行形態では次の#10で一応の結末を迎えることになっている。これまでに主人公の殺し屋、及び読者に対して投げかけてきた疑念を解消し、真の黒幕の正体へ迫るという筋立てそのものは、大詰めを間近に控えたストーリー漫画として当然の展開だけれども、お世辞にも盛り上がりを見せているとは言えない。あと32ページで満足のいくような結末に至るとはなかなか期待のしにくい、穏やかで控えめなお膳立てに留まっている。</description>
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         <pubDate>Thu, 30 Jul 2009 18:45:00 +0900</pubDate>
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         <title>Saga of the Swamp Thing, Book One</title>
         <description>スワンプシングはアラン・ムーアのアメリカにおけるデビュー作となったシリーズで、これはその#20から#27までを収録したもの。人間と植物が融合したような姿を持つ怪物スワンプシングの誕生の由来とその後の人間社会との関わりを描く怪奇漫画。ホラーを基調としながらも、話のすじに応じてまるで異なるジャンルの作品であるかのように趣を変えつつ語られる。この得体の知れない怪物の謎が明かされる序盤は、その漫画的なリアリティが巧妙でとてもおもしろい。しかし、以降の筋立ては、スワンプシングの抱えている深刻な問題を棚上げして、直接には関係のないトラブルに対処するため彼を奔走させており、ずいぶん間延びした内容になっている。バラエティに富んだ面白さとでも言えば聞こえはいいかもしれないが、正直に言えば微妙な出来のパッチワークのような一冊だ。</description>
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         <pubDate>Tue, 30 Jun 2009 20:05:00 +0900</pubDate>
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         <title>The Killer #8 Blood Ties Part Two</title>
         <description>出版元が人員整理やら買収の噂やらでゴタゴタして刊行が長いこと滞っていて、半ば完結をあきらめていたシリーズなんだけれども、最近になって再び軌道に乗ったらしいのでレビューを続けてみることにした。殺し屋の愛人を襲撃した一味への報復が描かれ、さらに彼らの背後に潜む人脈について部分的ながらもその身元が明かされる。これまで読者に抱かせてきた殺し屋の同朋への疑惑をある程度解消するとともに、本当の意味での黒幕の背景を政治家や財界人の暗躍するパリの社交界にまで及ばせたことによって、話のスケールが社会的に広がったいっぽう、裏切りの存在が仄めかされてきた主人公近辺の人間関係における意外性は薄くなってしまった。とは言え、この物語の冒頭から主人公を陥れつづけた根本的な疑惑についてはまだ何もはっきりしていないので、とりあえず先の展開に期待して待つほかないといった感じだ。</description>
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         <pubDate>Sun, 31 May 2009 20:15:00 +0900</pubDate>
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         <title>The Laugh-Out-Loud Cats Sell Out</title>
         <description>猫の姿で描かれる浮浪者の日常的な生活風景のなかに、インターネットではびこるジョークや流行語を巧みに埋め込んだ独特のユーモアが主な内容となっている一コマ漫画のコレクション。独立した一篇のストーリー漫画からの抜粋であるかのように臨機応変で自然なレイアウトと巧みな描線のおかげで、参照されている元ネタに疎くても眺めていて退屈しない作品になっている。</description>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Comics</category>
        
         <pubDate>Thu, 30 Apr 2009 20:15:00 +0900</pubDate>
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         <title>The Big Skinny: How I Changed My Fattitude</title>
         <description>著者の体験に基づいて減量の秘訣を語るエッセイ風の漫画。この本はうしろの三分の一ほどのページが食品ごとのカロリー表やレシピになっていて、読む漫画というよりはかなりハウ・ツー本に近い内容になっている。それでも、ダイエットになど関心のない一般の読者にも広く訴える理由があるとすれば、それは食生活を見直すことが自尊心の獲得とセットになって語られていることじゃないだろうか。家庭や学校での疎外感と食生活の乱れを結び付け、必ずしも幸福とは言えない自身の少女時代を率直に披露していて、ダイエットの成功には自分自身に対して正直でなければならないという言葉に大いに説得力を持たせている。率直に自分自身を語るというこの著者の姿勢は徹底していて、食い意地が張っていたために食べ物と間違えてとんでもないものを口に入れてしまった経験や、スーパーマーケットで買い物をしてる最中の盗み食いなど、世間体を考慮すれば描かなくてもよさそうなことまで描ききっている。ひとつ難癖をつけるならば、著者が自分の姿を絵に描く際に、あまり年齢がはっきりしない描き方をしている点じゃないだろうか。若い頃の太っていた姿を描くのにはためらいがないが、老けているように描くのは抵抗があるのかもしれない。著者が実際に持続的なダイエットに成功したのは五十歳を過ぎてからなんだけれども、絵で見る限りはとてもそうは見えない。</description>
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         <pubDate>Tue, 31 Mar 2009 20:00:00 +0900</pubDate>
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         <title>Miss Don&apos;t Touch Me</title>
         <description>Miss Pas Toucheの英訳版。オリジナルのLa Vierge du Bordel及びDu sang sur les mainsの二巻を合わせて一冊にしている。殺された姉の仇を討つため、犯人の手がかりを求めて娼婦の館に単身で乗り込んだ妹による真相究明と復讐を描くストーリー漫画。犯罪の現場となる場所の物理的な構造や登場人物の政治的及び社会的な関係など作品設定の重要なポイントに当時の時代背景を反映させて上手く利用しており、さまざまな設定がストーリー上の辻褄合わせのために作者によって取って付けられたという恣意性を感じさせず、とても自然な仕上がりになっている。筋立てにおいては、主人公にとって誰が味方で誰が敵なのかという人間関係の真実が読者の意表を突く形で解き明かされてゆき、最後の最後まで退屈させることがない。絵柄についてはお世辞にもこのストーリーにとって最適と言えるものではないけれども、ひどい減点というわけでもない。掘り出し物とはまさにこういう作品のことじゃないだろうか。漫画のレビューを書くブログをやっていながら、気が向いたときにしか漫画を読まない僕のような怠惰な読者にとっては、これが早くも今年最大の収穫になったとしても別に不思議じゃないだろうと思えるほどの傑作だ。あえて付け加えると、それは僕が年内に手に取って読むことになる数少ない外国漫画に限った話じゃなく、国内の漫画もすべて含めた意味でそう言っているつもりだ。</description>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Comics</category>
        
         <pubDate>Sat, 28 Feb 2009 17:30:00 +0900</pubDate>
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         <title>Nicolas</title>
         <description>ケベック人の著者によるデビュー作でフランス語からの英訳漫画。幼少時に弟を亡くした経験に基づき、著者がその後の自分の人生の中で弟の死をどのように受け止めてきたかということを綴った作品。これ以上ないというくらいに素朴で単純なスタイルでもって、いくらか内省的な視点から著者の折々の心情を寄せ集めている。</description>
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         <pubDate>Sat, 31 Jan 2009 23:50:00 +0900</pubDate>
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         <title>Sixteen Miles to Merricks and Other Works</title>
         <description>記載されているプロフィールに拠れば、著者はカリブ海の東の端の島国バルバドスに在住とのこと。本書は著者初の作品集で、四本の短篇漫画に加えて三十ページほどの雑多なイラストを収録している。比較的かなり短めの三つの短篇のほうは、奇抜な着想の視覚的な表現で読者を驚かせるところが肝と言っていい内容であり、著者がグラフィックデザイナーやイラストレーターといった仕事を本業としていることを良くも悪くも意識せずにはいられない。その一方で、表題作となっている Sixteen Miles to Merricks は入り組んだ話のすじや人物の描写の深まり方などが充分にストーリー漫画と呼べる条件を兼ね備えていて、普通に漫画としておもしろく読める内容になっている。</description>
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         <pubDate>Sat, 27 Dec 2008 18:00:00 +0900</pubDate>
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         <title>15 Point Guide to Peeing in the City</title>
         <description>街なかで人に気付かれないように用を足すためのさまざまな方法を簡潔に指南するガイドブック。文字通りのポケットサイズの大きさが、都市生活における緊急事態に備えた日常的な携行を意識したものであるかのようにも思わせるが、その実これは実用書を装ったユーモア本。もっとも、その類の本だろうということは僕も百も承知で買ったんだけれども。紹介されている15の方法すべてについてその[*実演*]と思しき写真が用意されていることに本書の最大の特徴がある。撮影時のスリルとある種の変態的な開放感（？）を想像させるユーモラスな光景が目を引く。</description>
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         <pubDate>Sun, 30 Nov 2008 20:05:00 +0900</pubDate>
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