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国内外の漫画を読んでレビューを書くウェブログ

遥かな未来の宇宙に彷徨う日々

去年の暮れ辺りから EVE Online というゲームをやっている。正確にはしばらく離れていたのを最近になってまた遊びだしたと言うべきなんだが、再開する以前とは違ってあまりのめり込みすぎることなく、適度にはまれている感じだ。

EVE Online: Slasher
速い!安い!脆い!の三拍子がそろった僕の船

どんなゲームかということについては、 YouTube やニコニコ動画などで実際のプレイ中の動画をいくらでも見ることができる。ただし、パッと見では宇宙を舞台にしたありふれた3Dシューティングゲームのように思えるかもしれないが、実際には微妙なマウスの操作でもって瞬時に照準を合わせ、クリックして標的をバンバン撃ちまくるたぐいのFPSとは違う。僕の印象から言わせてもらうと、プレーヤーが戦略シミュレーションゲームのユニットのひとつひとつになって好き勝手に振舞うといった感じのゲームだ。とは言っても、刻々と変化する状況に素早く対応しなければならないリアルタイムの要素がとても重要であって、次の一手をコーヒー啜りながら考える一般的なシミュレーションゲームとも違う。プレイの中身に即して言えば、ほかのプレーヤーの操る宇宙船と戦うのも良し、マーケットでアイテムを売り買いして儲けるのも良し、NPCから依頼を受けて用意されたイベントをこなすのも良し、要するに何やって楽しんでもいいゲームということになる。

EVE Online: Portrait
沈思黙考のポートレイト

僕の実際のゲームプレイは近頃話題になった華々しい戦争とは無縁の至って地味なものだ。小惑星帯に赴いて大した苦労もせずにタダで採集した石ころや、そこら辺に漂っている宇宙船の残骸から勝手に拝借した部品などをマーケットで売ってお金に換えるという、ほとんど乞食のような生活を送っている。どうしてかというと、短時間で確実に成果を挙げることができて、時折ちょっとした戦闘になったりもする適度な刺激があるのはそれくらいしか知らないからだ。もっといろんなことに手を出そうと思えばいくらでも活動分野が用意されてはいるんだけれども、ゲームにはまりすぎて漫画を読む時間が割けなくなるのを懸念して、まとまった時間が取れるとき以外はあえて同じ活動を毎日繰り返している。以前もそのつもりでゲームをするつもりだったんだけど節制が利かず、ずるずると見境なくはまってしまっていた。最近になって再開してからは一日30分と決めたプレイ時間をきっちり守って遊べているので、まあ上手くゲームと距離を保てているということなんだろう。ひょっとしたら何年たっても宇宙乞食のままかもしれないが、本人が金払って楽しんでんならいいじゃないかと、そこは開き直りたい。